解説30人が近くが、米メタと日本法人に対して全国5つの地裁に一斉提訴するとのことです。 SNSの広告を通じて、被害に遭った人は尋常な数ではなく、すべてのお金を騙し取られて、皆さん深刻な状況に陥っています。 運営会社は、これまで広告の審査をどのようにしてきたのか。どんな対策をして詐欺を排除してきたのかを明らかにさせて、今後、被害を引き起こさないための重要な裁判といえます。 これまでの運営会社側の対応は利用者保護の目線を第一においたものとは言い難く、それどころか、詐欺グループの犯罪の実行のツールに利用されていた状況といえます。その改善に向けた一歩となることを切に願うところです。
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コメンテータープロフィール
2001年~02年まで、誘われたらついていく雑誌連載を担当。潜入は100ヶ所以上。20年の取材経験から、あらゆる詐欺・悪質商法の実態に精通。「ついていったらこうなった」(彩図社)は番組化し、特番で第8弾まで放送。多数のテレビ番組に出演している。 旧統一教会の元信者だった経験をもとに、教団の問題だけでなく世の中で行われる騙しの手口をいち早く見抜き、被害防止のための講演、講座も行う。2017年~2018年に消費者庁「若者の消費者被害の心理的要因からの分析に係る検討会」の委員を務める。近著に『信じる者は、ダマされる。~元統一教会信者だから書けた「マインドコントロール」の手口』(清談社Publico)
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