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多田文明

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詐欺・悪徳商法に詳しいジャーナリスト

報告

指名手配中の父親の入管法違反での身柄確保の報道です。10億円規模の不正受給事件の解明への大きな足掛かりになるかと思います。 インドネシアの警察の迅速な対応が大きいと思いますが、こうした事件では、首謀者が海外にお金を持って逃亡するケースがあり、日本人の絡む海外詐欺組織も多くあるので、日本の警察の海外警察との連携はこれまで以上に必要となってきます。 今回は、知人を通じて、そしてセミナーを通じて、不正受給者を募っていたとみられますので、先ごろ逮捕された現役の国税職員による不正受給グループとは違い、若者だけが不正受給に手を染めたわけではない状況と考えています。 1800件を超える申請を繰り返して、手数料として受け取ったお金の流れなどの捜査は今後、一気に進むものと思われます。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 秋山博康

    元徳島県警捜査第一課警部/犯罪コメンテーター

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コメンテータープロフィール

多田文明

詐欺・悪徳商法に詳しいジャーナリスト

2001年~02年まで、誘われたらついていく雑誌連載を担当。潜入は100ヶ所以上。20年の取材経験から、あらゆる詐欺・悪質商法の実態に精通。「ついていったらこうなった」(彩図社)は番組化し、特番で第8弾まで放送。多数のテレビ番組に出演している。 旧統一教会の元信者だった経験をもとに、教団の問題だけでなく世の中で行われる騙しの手口をいち早く見抜き、被害防止のための講演、講座も行う。2017年~2018年に消費者庁「若者の消費者被害の心理的要因からの分析に係る検討会」の委員を務める。近著に『信じる者は、ダマされる。~元統一教会信者だから書けた「マインドコントロール」の手口』(清談社Publico)

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