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多田文明

多田文明認証済み

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詐欺・悪徳商法に詳しいジャーナリスト

報告

不正が疑われる行為は時間が経つとともに、発覚しづらくなってきます。営業実態がないにもかかわらず、営業していると偽って不正にコロナ協力金を受け取る。こうした疑いの事例は全国で他にもかなりあるのではないかと危惧しています。 本当にコロナの蔓延ボウシの協力している飲食店へ支払われるべき、大切なお金を不正に受給するなど、絶対に許されるものではありません。 これまでも持続化給付金、雇用助成金などの不正受給が数多く起こりましたが、たいがい指南役や勧誘役がいて、それを手足になって行う人や企業がいるという、組織的な構図になっているケースが多くみられます。そして、不正行為は繰り返されます。 これまで甘い蜜を吸ってきた者たちは今回の6波でも、同様なことを行っている可能性があります。一刻も早く行政の側が警察とともに、その不正の実態の証拠をつかむために動くべきだと考えます。

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コメンテータープロフィール

多田文明

詐欺・悪徳商法に詳しいジャーナリスト

2001年~02年まで、誘われたらついていく雑誌連載を担当。潜入は100ヶ所以上。20年の取材経験から、あらゆる詐欺・悪質商法の実態に精通。「ついていったらこうなった」(彩図社)は番組化し、特番で第8弾まで放送。多数のテレビ番組に出演している。 旧統一教会の元信者だった経験をもとに、教団の問題だけでなく世の中で行われる騙しの手口をいち早く見抜き、被害防止のための講演、講座も行う。2017年~2018年に消費者庁「若者の消費者被害の心理的要因からの分析に係る検討会」の委員を務める。近著に『信じる者は、ダマされる。~元統一教会信者だから書けた「マインドコントロール」の手口』(清談社Publico)

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