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太刀川弘和

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筑波大学災害・地域精神医学教授

報告

補足小中高生のメンタルヘルスは、学校や家庭を変えられない中で自分を確立しなければならない、いわば自分がストレスの状態と児童思春期の精神科医から聞いています。しかしそのストレスは今に始まったことではありません。では今なぜ自殺が高止まりかというと、家庭に親がいないことも、先生に余裕がないことも、遊びがなくなったこともありますが、最も考えられるのはSNSやスマートフォンの爆発的普及と思われます。テクノロジーが進んでも人の心は変わりません。自殺を減らす最も効果的な手段は従来研究では手段の禁止です。難しいでしょうか。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 井上智介

    精神科医/産業医

    見解子供の場合、ストレスが自分の体をどれだけ蝕んでいるか自分で理解するのは難しい。とくに、人に向けて言語…続きを読む

  • 石井綾華

    特定非営利活動法人LightRing.代表理事

    見解小中高生の自殺者数は過去最多の水準が続いているが、その中でも男女ともに原因・動機で不詳の割合が高い。…続きを読む

コメンテータープロフィール

太刀川弘和

筑波大学災害・地域精神医学教授

1993年筑波大学医学専門学群卒業。 筑波大学附属病院、茨城県精神保健福祉センター、茨城県立友部病院、筑波大学保健管理センターを経て現職。青年期精神医学、災害精神医学、自殺予防学が専門。様々な時事問題に隠れるメンタルヘルスの諸相を、個人と社会の相互関係から考察する。茨城県災害・地域精神医学研究センター部長、日本自殺予防学会理事も務める。著書「つながりからみた自殺予防」など。

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