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太刀川弘和

太刀川弘和認証済み

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筑波大学災害・地域精神医学教授

報告

見解国をあげて男女平等の雇用を促進する結果、専業主婦は減りますので、子育てをする環境は厳しくなり、経済的なことだけでなく思想として、あるいは種族の役割として子供を増やす理由がなくなり、人は孤立化します。これは世界的な傾向で、リベラルな社会ほど子供は減って高齢化するので、経済負担だけの問題ではないと思います。今生きている人が自分の幸せを求めることは、子供を増やすことと矛盾する、残念ながらこれは生物としての運命のような気がします。

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コメンテータープロフィール

太刀川弘和

筑波大学災害・地域精神医学教授

1993年筑波大学医学専門学群卒業。 筑波大学附属病院、茨城県精神保健福祉センター、茨城県立友部病院、筑波大学保健管理センターを経て現職。青年期精神医学、災害精神医学、自殺予防学が専門。様々な時事問題に隠れるメンタルヘルスの諸相を、個人と社会の相互関係から考察する。茨城県災害・地域精神医学研究センター部長、日本自殺予防学会理事も務める。著書「つながりからみた自殺予防」など。

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