補足ここでいう健保は、個人事業主などが市区町村の国民健康保険に入った場合の話ですが、現役世代にとっては国民健康保険はやはり高い負担になります。会社員の健康保険(健保組合もしくは協会けんぽ)は、家族がいても同額なので家族があると保険料負担が増えるのも痛いところ。 ここでは控除額を増やすテクニックを紹介しているが、任意適用の形で協会けんぽに入るのも選択肢かも。ただしこの場合は自分に定額の給与を払っているなど、「自分のカネ=事務所のカネ」状態から脱却する必要があります。もちろん法人化して協会けんぽに入ってもいいですが、これも自分のビジネスをどこまでステップアップさせる覚悟があるかが問われます。 ちなみに東京都の場合、協会けんぽの保険料率9.98%なので、給与を月30万とした場合、月29940円の保険料となりずいぶん下がります(給与から半額、別途会社が半額払う経費処理をするなど複雑になりますが)。
コメンテータープロフィール
フィナンシャル・ウィズダム代表。お金と幸せについてまじめに考えるファイナンシャル・プランナー。「お金の知恵」を持つことが個人を守る力になると考え、投資教育家/年金教育家として執筆・講演を行っている。日経新聞電子版にて「人生を変えるマネーハック」を好評連載中のほかPRESIDENTオンライン、東洋経済オンラインなどWEB連載は14本。近著に「『もっと早く教えてくれよ』と叫ぶお金の増やし方」「共働き夫婦お金の教科書」がある。Youtube「シャープなこんにゃくチャンネル」 https://www.youtube.com/@FPyam
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