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スージー鈴木

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音楽評論家、ラジオDJ、小説家

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見解記事内の宇佐川氏の発言「実は連続テレビ小説『おむすび』の企画書も、B'zの楽曲を聞きながら書いていました」に、ドラマの内容と音楽との親和性を期待します。というのは、朝ドラ主題歌が「Jポップ化」していく中で、ドラマの内容と乖離した選曲が多い時期があったからです。対して、現在の『虎に翼』の主題歌、米津玄師『さよーならまたいつか!』が印象に残るのは、ドラマの内容をしっかり噛み砕いた歌詞があるからだとも思います。ただ気になるのは、こちらも記事内の「思いきり楽しく、時に悩みながらもパワフルに突き進んでいく」などのフレーズから、同様の触れ込みで期待に外れたいくつかの作品を想起し、不安を感じることなのですが……。それにしても『おかえりモネ』のBUMP OF CHICKEN、『舞いあがれ』のback numberと、朝ドラ主題歌に起用されるバンドは「B」が多い。さぁ次は、まさかリバプールの4人組?

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 武井保之

    ライター, 編集者

    補足B'zの特徴的なエネルギーあふれるサウンドが朝ドラの主題歌になることに驚きましたが、朝から元気と勇気…続きを読む

コメンテータープロフィール

音楽評論家。ラジオDJ、小説家。1966年大阪府東大阪市生まれ。BS12『ザ・カセットテープ・ミュージック』、bayfm『9の音粋』月曜日に出演中。主な著書に『幸福な退職』『桑田佳祐論』(新潮新書)、『EPICソニーとその時代』(集英社新書)、『平成Jポップと令和歌謡』『80年代音楽解体新書』(ともに彩流社)、『恋するラジオ』(ブックマン社)、『サザンオールスターズ1978-1985』(新潮新書)、『1984年の歌謡曲』(イースト新書)など多数。東洋経済オンライン、東京スポーツなどで連載中。2023年12月12日に新刊『中森明菜の音楽1982-1991』(辰巳出版)発売。

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