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スージー鈴木

スージー鈴木

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音楽評論家、ラジオDJ、小説家

報告

音楽活動の休止にあたっての「これまで独学でやってきたから、アメリカの大学でしっかり音楽教育を受けたい」というコメントを見聞きしたとき、多少の違和感を持ちました。というのは、『手紙』、さらには『HOME』『サクラ色』などに見られる作曲センスや歌唱力にやられた口として、今さら何を学ぶことがあるのだろうと思ったからです。ただ、記事を読む限り、ミュージカルを目指しつつも、藤井風(10年ほど前の彼女は「女・藤井風」の風情がありました。時系列では逆ですが)のやAwichからも刺激を受けているということなので、今後のポップス方面での活動にも期待が持てる気がしました。それにしても、確か2013年のNHKホール公演でベン・E・キングのカバー『スタンド・バイ・ミー』を(確か)30分を超える長さで披露したことが忘れられません。

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コメンテータープロフィール

音楽評論家。ラジオDJ、小説家。1966年大阪府東大阪市生まれ。BS12『ザ・カセットテープ・ミュージック』、bayfm『9の音粋』月曜日に出演中。主な著書に『幸福な退職』『桑田佳祐論』(新潮新書)、『EPICソニーとその時代』(集英社新書)、『平成Jポップと令和歌謡』『80年代音楽解体新書』(ともに彩流社)、『恋するラジオ』(ブックマン社)、『サザンオールスターズ1978-1985』(新潮新書)、『1984年の歌謡曲』(イースト新書)など多数。東洋経済オンライン、東京スポーツなどで連載中。2023年12月12日に新刊『中森明菜の音楽1982-1991』(辰巳出版)発売。

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