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末冨芳

末冨芳認証済み

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日本大学教授・こども家庭庁こども家庭審議会部会委員

報告

解説政府DX、自治体DXの課題がこども政策であらわれた事案だと判断します。昨年度のオンライン申請はとても難しく、今年度マイナンバー申請と郵送等の複数手段で申し込んだ人に、名前のふりがなの有無などで支給ミスが生じるという状況だと、他社報道で課題が明確化されています。 昨年度と今年度の2回申し込んだ人にも重複支給の可能性があるそうです。 東京都の説明では一度申し込んで支給されたら、再度の申請は不要だそうです。 私も2回支給メールがきたので、どうしたのだろうと思っていましたが確認し、重複支給はなかったです。 申し込んだのに支給されていない、あるいは金額が多く支給されている方は東京都に問い合わせが必要です。 東京都の担当者は重複支給や未支給の世帯には丁寧にお詫びいただきたいものですね。 物価高の中での全ての子ども若者への現金給付、とにかく助かるとの声が東京の子育て世帯からは多く聞かれます。

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コメンテータープロフィール

末冨芳

日本大学教授・こども家庭庁こども家庭審議会部会委員

末冨 芳(すえとみ かおり)、専門は教育行政学、教育財政学。子どもの貧困対策は「すべての子ども・若者のウェルビーイング(幸せ)」がゴール、という理論的立場のもと、2014年より内閣府・子どもの貧困対策に有識者として参画。教育費問題を研究。家計教育費負担に依存しつづけ成熟期を通り過ぎた日本の教育政策を、格差・貧困の改善という視点から分析し共に改善するというアクティビスト型の研究活動も展開。多様な教育機会や教育のイノベーション、学校内居場所カフェも研究対象とする。主著に『教育費の政治経済学』(勁草書房)、『子どもの貧困対策と教育支援』(明石書店,編著)など。

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