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曽和利光

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人事コンサルティング会社 株式会社人材研究所 代表取締役社長

報告

見解新卒の早期退職率は34.9%と15年間で最高値になっています。このミスマッチを防ぐためにも、評価情報として信ぴょう性の高いリファラル採用が取り入れられています。 考えてみれば、たかだが2〜3時間の面接での評価と、「同じ釜の飯を3年間食べてきた」人の評価とどちらが信ぴょう性が高いかは明らかです。 また、リファラル採用には採用面だけではなく、組織を強くする効果もあります。組織を強くする万能薬的なものとして「インフォーマルネットワークの強化」(社員間の相互理解と関係強化)があるのですが、もともと信頼関係のある人が入社してくれば、インフォーマルネットワークも強化されます。 インフォーマルネットワークの強い組織では、役割外の組織貢献行動(組織市民行動)が起こり、組織全体のパフォーマンスが上がります。 リファラル採用はしない手はないと思います。

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  • 小菅将樹

    元労働基準監督官/アヴァンテ社労士事務所 代表

    解説リファラル採用のメリットは、社風に合う人の採用、コミュニケーションが取りやすい、どのような人なのかが…続きを読む

コメンテータープロフィール

曽和利光

人事コンサルティング会社 株式会社人材研究所 代表取締役社長

愛知県豊田市生まれ、関西育ち。灘高等学校、京都大学教育学部教育心理学科。在学中は関西の大手進学塾にて数学講師。卒業後、リクルート、ライフネット生命などで採用や人事の責任者を務める。その後、人事コンサルティング会社人材研究所を設立。日系大手企業から外資系企業、メガベンチャー、老舗企業、中小・スタートアップ、官公庁等、多くの組織に向けて人事や採用についてのコンサルティングや研修、講演、執筆活動を行っている。著書に「人事と採用のセオリー」「人と組織のマネジメントバイアス」「できる人事とダメ人事の習慣」「コミュ障のための面接マニュアル」「悪人の作った会社はなぜ伸びるのか?」他。

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