見解我々「就職氷河期世代」は全体で約1600万人くらいます。 内訳としては・・・ ●氷河期世代の不本意非正規雇用者は約50万人(新卒採用1世代分) ●家事・通学をしていない非労働力人口は約39万人 ●10歳上の世代に比べて、氷河期代の在職期間は短期化 (10〜20年未満が低下し、3〜5年未満、5〜10年未満が減少) ●正規雇用者は、大企業に勤める人の割合が低い と結構しんどい数字が出ています。 が、公務員でもこういう措置をしてくれていますし、民間においても、今後も長期間続くことが見込まれる「人手不足」を背景として、85.4%の企業が40代の採用などにも積極的な姿勢を見せています(リクルートジョブズ調査)。 募集職種も幅広く、未経験者や職種転換も受け入れようとしており、少しは 光が刺してきているように思います。
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コメンテータープロフィール
愛知県豊田市生まれ、関西育ち。灘高等学校、京都大学教育学部教育心理学科。在学中は関西の大手進学塾にて数学講師。卒業後、リクルート、ライフネット生命などで採用や人事の責任者を務める。その後、人事コンサルティング会社人材研究所を設立。日系大手企業から外資系企業、メガベンチャー、老舗企業、中小・スタートアップ、官公庁等、多くの組織に向けて人事や採用についてのコンサルティングや研修、講演、執筆活動を行っている。著書に「人事と採用のセオリー」「人と組織のマネジメントバイアス」「できる人事とダメ人事の習慣」「コミュ障のための面接マニュアル」「悪人の作った会社はなぜ伸びるのか?」他。
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