伝説バンドのボーカル 極度の精神障害状態に 所属事務所社長が公表
人気ロックバンド・ZIGGYの所属事務所「ROCKGUILD」の社長が22日、公式X(旧ツイッター)を更新。バンドのボーカル・森重樹一が極度の精神障害状態にあると報告した。 【写真】所属事務所社長が森重の精神障害状態を報告 具体的な症状にも言及 同事務所は13日、森重とのマネジメント契約を今月31日をもって解除することを発表。これに対して森重は、自身の公式ブログでライブの開催状況や金銭面などについての不満を爆発させ、事務所側を猛批判した。 こうした流れを受け、事務所は20日、今月31日に予定していたライブを「開催不可能」として中止に。21日には社長がXで森重について「電話ではいつもどおり穏やかな感じなのですが途中激昂することもあり依存症の病状は相当悪化しているのかと現在夫人と連絡を取りなんとか対応を模索しております」と公表し、22日には「現在森重は極度の被害妄想、強迫性障害にあると聞いております」と具体的な症状についても言及した。 続く23日には「家族の希望で」森重のブログを停止したことも発表。25日には「森重から連絡が来て生存確認完了」とした上で、ブログの再開にはまだ時間が掛かることを示唆した。 森重は1984年に4人組バンド・ZIGGYを結成。87年にアルバムでメジャーデビューした。88年5月に発売し、89年にフジテレビ系ドラマ「同・級・生」の主題歌に起用され同年7月に再販された「GLORIA」がスマッシュヒットを記録してブレークした。森重は2018年、テレビ番組でアルコール依存症を告白。ブログではうつ病も明かしていた。