見解GKの鈴木彩艶はハイパフォーマンスでした。序盤の1対1でピンチを防いだ場面は、何となく飛び出したのではなく、相手の切り返しにタイミングを合わせて鋭く間合いを寄せ、完璧なシュートブロックの壁を作りました。10回打たれても9回防げるくらいの対応だったと思います。 また前半35分の先制につながるきっかけも、GK鈴木からのビルドアップでした。相手がハイプレスに来た場面ですが、プレスの矢印から逃げるように左サイドの町田側へ展開していれば、おそらく嵌まっていたでしょう。しかし、状況を見極めた鈴木は町田へは展開せず、相手1トップの寄せを2対1で剥がして板倉がフリーで運べるよう、良い選択をしました。プレスを剥がした後、日本の先制点につながっています。 こうしたビルドアップで何気ない上手さを発揮できるのも、GK鈴木のいいところです。
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コメンテータープロフィール
1979年12月1日生まれ、岐阜県下呂市出身。プレーヤー目線で試合を切り取るサッカーライター。新著『サッカー観戦力 プロでも見落とすワンランク上の視点』『サッカーは監督で決まる リーダーたちの統率術』。既刊は「サッカーDF&GK練習メニュー100」「居酒屋サッカー論」など。現在も週に1回はボールを蹴っており、海外取材に出かけた際には現地の人たちとサッカーを通じて触れ合うのが最大の楽しみとなっている。
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