見解僕もこのような話はVAR導入が議論された頃によく書き、取材もしました。主張や内容は似ているので、懐かしい感じがします。 当時はテニスや野球も導入しているから、サッカーも導入するのが当然、といった雑な主張をたくさん見ましたが、本質的に違うものをなぜ同じにしようと考えるのか不思議でした。そのために失われるものを想像しないのか。 サッカーの場合はVARが導入されても人々の不満は消えない、というのは当時から書いてきたので、予想通りです。その割に巨額のお金がかかり続け、ルールも変え続けた。これは見合っているのか? GLT&追加副審で止めるのが最適だと今も思います。 まあ、でも最終的には慣れですね。サッカーが違うものになっても、時間が経てば慣れる。失ったことにも気付かず。 大筋に同意でしたが、ただ「観客を納得させられる工夫・努力」の点だけ、JFAは番組や発信で努力してきたことは申し添えておきます。
コメンテータープロフィール
1979年12月1日生まれ、岐阜県下呂市出身。プレーヤー目線で試合を切り取るサッカーライター。新著『サッカー観戦力 プロでも見落とすワンランク上の視点』『サッカーは監督で決まる リーダーたちの統率術』。既刊は「サッカーDF&GK練習メニュー100」「居酒屋サッカー論」など。現在も週に1回はボールを蹴っており、海外取材に出かけた際には現地の人たちとサッカーを通じて触れ合うのが最大の楽しみとなっている。
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