Yahoo!ニュース

重見大介

重見大介

認証済み

産婦人科専門医 / 公衆衛生学修士 / 医学博士

報告

見解残念ながら、ここ数年の政策を見ているに、少子化の加速に歯止めがかかるとは到底思えません。 「子どもを出産し得る年代の女性の数」が減少傾向にあるのは止まらないので、少なくとも向こう十数年は少子化が改善することは考えにくい状況です。 ただ、「希望出産数」と現実には乖離があるのも事実ですので、ここを改善できるような施策を真剣に考え早急に実施していくことが日本社会としては不可欠でしょう。 その上で、「人口が減っていく中でどのような国を目指すのか」「少ない人口規模の国に住む人として幸せとはどのようなものか」を考えていくこともまた重要だと考えます。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 稲葉可奈子

    産婦人科専門医 / 医学博士

    見解出生数の低下は、少子化対策が不十分である、というだけでなく、 出産できる年代の女性の人口自体が年々減…続きを読む

コメンテータープロフィール

重見大介

産婦人科専門医 / 公衆衛生学修士 / 医学博士

「産婦人科 x 公衆衛生」をテーマに、女性の身体的・精神的・社会的な健康を支援し、課題を解決する活動を主軸にしている。現在は診療と並行して、遠隔健康医療相談事業(株式会社Kids Public「産婦人科オンライン」代表)、臨床疫学研究(ヘルスケア関連のビッグデータを扱うなど)に従事している。また、企業向けの子宮頸がんに関する講演会や、学生向けの女性の健康に関する講演会を通じて、「包括的性教育」の適切な普及を目指した活動も積極的に行っている。※記事は個人としての発信であり、いかなる組織の意見も代表するものではありません。

関連リンク(外部サイト)

重見大介の最近のコメント