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千田有紀

千田有紀

認証済み

武蔵大学社会学部教授(社会学)

報告

補足先日、比較的空いている時間帯に、話せる券売機を使ったところ並んでいる人は1人だったにも関わらず、1時間以上もかかった。まず使用中の人の対応に、実在する駅員が何度も介入しなければならない状況で最終的には有人の改札に消えていった。次の方に変わったが、7分から13分待ちという画面で手帳を使って切符を買われているのに長時間立ちっぱなしで実に気の毒であった。 次に私の番が来ても、さらに10人待ち、7分から13分という表示がでて、子どもの通学定期の購入終了までに相当な時間がかかった。子どもがなかなか定期を購入できないために、10日以上も現金で切符を購入して通っていたため、仕方なく私が代理で購入したのだ。券売機に前日は20人ほどの列があった。記事を読むと、みどりの窓口のほうがそれでもマシだったのだろうと思う。 こうした「合理化」は結局のところ、さまざまな弱者に皺寄せがきている。早急に対応を望みたい。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 小林拓矢

    フリーライター

    見解「みどりの窓口」の大規模削減は、利用者にも鉄道で働く人にも多くの負担をかけている。 利用者は少なくな…続きを読む

  • 伊原薫

    鉄道ライター

    解説本来であれば、ネット予約などの利便性を高めてから窓口を廃止しなければならないはずであり、順番が完全に…続きを読む

コメンテータープロフィール

千田有紀

武蔵大学社会学部教授(社会学)

1968年生まれ。東京大学文学部社会学科卒業。東京外国語大学外国語学部准教授、コロンビア大学の客員研究員などを経て、 武蔵大学社会学部教授。専門は現代社会学。家族、ジェンダー、セクシュアリティ、格差、サブカルチャーなど対象は多岐にわたる。著作は『日本型近代家族―どこから来てどこへ行くのか』、『女性学/男性学』、共著に『ジェンダー論をつかむ』など多数。

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