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太田差惠子

太田差惠子

認証済み

介護・暮らしジャーナリスト

報告

見解きっとお母様だけでなく、望美さんも泣きたくなることもあると思います。口調がとげとげしくなることがあるのも当然です。この記事を読み、「やさしい娘さん」と思うだけではいけないと思います。 全国に若年性認知症支援コーディネーターが配置されています。 10代20代で親が認知症を発症すると、周囲によく似た環境の友人が少ないため情報入手が難しいでしょう。抱え込まずに相談を。相談先は地元の地域包括支援センターでも大丈夫です。適切な医療機関につないでもらえ、利用できるサービスや制度について情報提供をしてもらえます。 同じ立場の家族会についても教えてもらえるでしょう。 お母様の「私みたいに後悔せんよう、あんたは頑張るんよ」との思いを大切にしていただきたいです。 家族が病気になると、自分の夢をかなえることに罪悪感のようなものを抱くことがあるかもしれませんが、この記事のタイトル通り、かなえてよいのです。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 宮下公美子

    介護福祉ライター/社会福祉士+公認心理師+臨床心理士

    補足51歳の若年性認知症のお母様と19歳の娘さん。 認知症がある当事者と青年ケアラーとも言える関係です。…続きを読む

コメンテータープロフィール

京都市生まれ。1993年頃より老親介護の現場を取材。「遠距離介護」「高齢者住宅」「仕事と介護の両立」などの情報を発信。AFP(日本FP協会)の資格も持ち「介護とお金」にも詳しい。一方、1996年遠距離介護の情報交換場、NPO法人パオッコを立ち上げて子世代支援(~2023)。著書に『親が倒れた!親の入院・介護ですぐやること・考えること・お金のこと 第3版』『高齢者施設 お金・選び方・入居の流れがわかる本 第2版』(以上翔泳社)『遠距離介護で自滅しない選択』(日本経済新聞出版)『知っトク介護 弱った親と自分を守る お金とおトクなサービス超入門』(共著,KADOKAWA)など。

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