見解カズは常にシンプルです。「好きなサッカーを、ずっとやりたい」。指導者や解説者は「僕には無理」と話し、プレーヤーとして燃え尽きることを思い描いています。純粋に情熱を持ち続けているからこそ、57歳になってもなおプロとしてプレーできるのでしょう。 もちろん、体力もプレーのレベルも年々衰えていきます。ドリブルで相手を抜き去ったり、無尽蔵なスタミナで動き回ったり、そんなプレーを期待するのは酷です。ただ、技術は年齢を重ねてもさび付かない。ポルトガルではケガもあって満足な活躍はできなかったかもしれませんが、2年前の鈴鹿では巧みなボール扱いと読みの深さで攻守にリズムを与えるようなキラリと光るプレーも見せていました。 当時の鈴鹿ポイントゲッターズは不祥事もあって組織も脆弱でしたが、昨年末に体制が一新され、監督も交代。生まれ変わったアトレチコ鈴鹿で、カズのプレーが見てみたい気もします。
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コメンテータープロフィール
1960年、東京都生まれ。大学卒業後、日刊スポーツ新聞社入社。整理部を経てスポーツ部に配属され、サッカー、ラグビー、水泳、柔道、レスリングなど幅広く担当。サッカーは日本リーグ時代から、プロ化への激動を取材。95年からデスクとなり、出版社編集長を経て06年に編集委員として現場復帰した。2020年東京五輪・パラリンピックは招致段階から取材、従来の伝統的な五輪競技に加えて、スケートボード、サーフィンなど新しいスポーツも担当した。20年に定年を迎えて同社を退社、現在はフリーとして活動する。
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