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荻島弘一

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サッカーやオリンピックなど取材するスポーツライター

報告

補足カズ自身は「辞めるつもりはない」と言い続けています。と同時に指導者や解説者に対して「戦術が分からないし、指導も難しい。自分にできないので、リスペクトしている」とも話しています。選択肢として選手以外にないカズが辞めるのは、プレーする場がなくなった時でしょう。 カテゴリーを下げてプレーを続ける選手は少なくありません。カズが話題になるのは、抜群の人気で、影響力があるからです。実際にJFLは今「カズ効果」に沸いています。鈴鹿とのホーム戦を残すクラブは会場変更などに追われています。J3を目指すクラブは平均観客数がカギとなるので、カズ加入は大歓迎。JFLの活性化は、日本サッカーの底上げにもつながります。 ただ、カズは選手として出場時間とゴールにこだわります。「広告効果」「観客増効果」は分かっていても、ピッチ内での結果がすべて。だからこそ、周囲からの「批判」をエネルギーに、全力で努力し続けるのです。

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コメンテータープロフィール

荻島弘一

サッカーやオリンピックなど取材するスポーツライター

1960年、東京都生まれ。大学卒業後、日刊スポーツ新聞社入社。整理部を経てスポーツ部に配属され、サッカー、ラグビー、水泳、柔道、レスリングなど幅広く担当。サッカーは日本リーグ時代から、プロ化への激動を取材。95年からデスクとなり、出版社編集長を経て06年に編集委員として現場復帰した。2020年東京五輪・パラリンピックは招致段階から取材、従来の伝統的な五輪競技に加えて、スケートボード、サーフィンなど新しいスポーツも担当した。20年に定年を迎えて同社を退社、現在はフリーとして活動する。

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