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小川たまか

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補足記事の中で「子どもだって気持ちが良いだろう」と自分の加害行為を正当化していたことが語られていますが、性暴力・性虐待を繰り返す加害者は自分が加害行為を続けて良い理由を探し続ける傾向があります。 今回、家庭教師や障害児ボランティアなどが規制の対象外とされたことで、「規制されていないのだから、その仕事なら加害行為をしても良い」という意識付けにならないのかを懸念します。 加藤氏が「自分が加害したことがあるのに、わざわざまた子どもに近づく職業を選択するのは、認識が甘すぎる」と語る通りで、加害や依存行為のトリガー(きっかけとなる事象)からは離れるのが本人のためではないでしょうか。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 京師美佳

    防犯アドバイザー/犯罪予知アナリスト

    見解守るべきは、加害者の職業選択の自由やプライバシーではなく、子供の安全です。日本版DBSは必要であり、…続きを読む

  • 藤野智哉

    精神科医

    見解他の依存症においてもそうですがこういった話が出るとすぐ「刑務所できちんとした治療を」ということを言う…続きを読む

コメンテータープロフィール

ライター/主に性暴力の取材・執筆をしているフェミニストです/1980年東京都品川区生まれ/Yahoo!ニュース個人10周年オーサースピリット大賞をいただきました⭐︎ 著書『たまたま生まれてフィメール』(平凡社)、『告発と呼ばれるものの周辺で』(亜紀書房)『「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話を』(タバブックス)、共著『災害と性暴力』(日本看護協会出版会)『わたしは黙らない 性暴力をなくす30の視点』(合同出版)など

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