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小川たまか

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報告

補足以前、男性の痴漢被害者に取材したことがあります(※)。私が性暴力取材をしていることもあり、男性から「自分も痴漢被害に遭ったことがある」と言われることがしばしばあったことがきっかけです。知り合いなどに声をかけたところ、すぐに6人の男性から被害経験を聞くことができました。この記事にある通り、可視化されていない男性の被害は少なくないと思います。 男性ならば加害を止められるだろうと思われがちですが、公共の場で突然見知らぬ相手から体を触られる恐怖は男性でも変わりなく、「何が起こっているのかまるでわからず、数秒なされるがまま」「とにかく怖かった」といった声がありました。被害が矮小化されることも含め、こういった実態は知られていってほしいと思います。 ※「「声とかでないし、逃げられないと思った」 男性痴漢被害者の声を聞く」(2015年11月11日/Yahoo!ニュースエキスパート)

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 京師美佳

    防犯アドバイザー/犯罪予知アナリスト

    見解老若男女問わず痴漢の被害に遭います。最近は男性の被害者もいると認識されてきたかともいますが、それでも…続きを読む

コメンテータープロフィール

ライター/主に性暴力の取材・執筆をしているフェミニストです/1980年東京都品川区生まれ/Yahoo!ニュース個人10周年オーサースピリット大賞をいただきました⭐︎ 著書『たまたま生まれてフィメール』(平凡社)、『告発と呼ばれるものの周辺で』(亜紀書房)『「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話を』(タバブックス)、共著『災害と性暴力』(日本看護協会出版会)『わたしは黙らない 性暴力をなくす30の視点』(合同出版)など

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