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解説1月5日と1月6日に連続して嘉手納基地よりアメリカ空軍の弾道ミサイル追跡機RC-135Sコブラボ―ルが飛び立って日本海上空で警戒飛行を行っていたので、北朝鮮のミサイル発射の兆候は事前にアメリカ軍に把握されていたようです。なお海上保安庁の緊急警報ではミサイル発射警報が12時5分、ミサイル落下情報が12時11分でした。飛行時間が短くおそらく短距離弾道ミサイルだと思われます。 【追記1】しかし韓国軍の発表では中距離弾道ミサイル1発と発表されました。平壌付近から日本海に向けて発射されたとしています。もしかすると発射が部分的に失敗して飛行時間が短かった可能性があります。あるいは自衛隊がブースターの落下を弾頭の着弾と誤認して、滑空体がもっと遠くに飛行して行った可能性も考えられます。 【追記2】水平距離1100km、最大高度100kmと防衛省から発表されました。極超音速滑空ミサイルと思われます。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 高橋浩祐

    米外交・安全保障専門オンライン誌「ディプロマット」東京特派員

    見解韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は弾道ミサイルを朝鮮半島東の海上に向けて発射した。北朝鮮の弾道ミサ…続きを読む

  • 山口亮

    山口亮認証済み

    認証済み

    東京国際大学国際戦略研究所准教授

    補足飛翔時間を考慮すると、短・中距離弾道ミサイルの発射訓練・実験と見られる。また、発射失敗の可能性も否定…続きを読む

コメンテータープロフィール

弾道ミサイル防衛、極超音速兵器、無人兵器(ドローン)、ロシア-ウクライナ戦争など、ニュースによく出る最新の軍事的なテーマに付いて兵器を中心に解説を行っています。

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