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報告

北朝鮮がICBM用のMIRV(多弾頭式の個別誘導複数目標再突入体)と極超音速滑空ミサイル、SLBM搭載の原子力潜水艦の建造計画を発表したことは衝撃です。北朝鮮の新しい計画に実態があろうがなかろうが、これに対抗した計画をアメリカと韓国は取らざるをえません。 アメリカはMIRVに対抗する多弾頭迎撃体(MOKV)を本格始動し、極超音速兵器に対抗する迎撃システムを構築します。韓国は以前から計画していた原潜保有計画の大義名分を得ました。北朝鮮の戦略原潜を監視攻撃するために韓国が攻撃原潜を保有したいと改めて言い出す可能性が高いでしょう。 これらは周辺地域の軍拡だけでなく大国間の核抑止力のバランスすら崩しかねず、北朝鮮をきっかけに世界の軍事バランスが変動し不安定化する危険性を孕んでいます。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 辺真一

    ジャーナリスト・コリア・レポート編集長

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コメンテータープロフィール

弾道ミサイル防衛、極超音速兵器、無人兵器(ドローン)、ロシア-ウクライナ戦争など、ニュースによく出る最新の軍事的なテーマに付いて兵器を中心に解説を行っています。

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