補足三連休は西日本から東日本の太平洋側では梅雨前線が停滞して曇りや雨の天気が続き、大雨の恐れがありますので警戒が必要です。三連休明けは梅雨前線が北上し、梅雨明けのような天気となり、北上した梅雨前線が南下してこなければ梅雨明けとなりますが、梅雨前線を押し上げる太平洋高気圧の勢力がいまいちです。気象庁は、梅雨明けとするのか梅雨の中休みとするのか、難しい判断を迫られています。 ただ、いずれにしても、三連休明けは、梅雨明けのような天気となり、湿度が高い暑さとなりますので、より一層の熱中症対策が必要になります。
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コメンテータープロフィール
1951年新潟県生まれ。新潟大学理学部卒業後に気象庁に入り、予報官などを経て、1995年阪神大震災のときは神戸海洋気象台予報課長。その後、福井・和歌山・静岡・東京航空地方気象台長など、防災対策先進県で勤務しました。自然災害に対しては、ちょっとした知恵があれば軽減できるのではないかと感じ、台風進路予報の予報円表示など防災情報の発表やその改善のかたわら、わかりやすい著作などを積み重ねてきました。2015年6月新刊『特別警報と自然災害がわかる本』(オーム社)という本を出版しました。
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