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西川立一

西川立一

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ラディック代表/流通ジャーナリスト/マーケティングプランナー

報告

補足日系百貨店は中国では富裕層をターゲットに事業を展開してきたが、以前から消費の変化に対応できず、伊勢丹に限らず以前から撤退が相次いだ。旧来の百貨店のビジネスモデルは国内外では通用しない現状がある。  ただ、エイチ・ツー・オー リテイリングが22021年4月にオープンした、中国1号店「寧波阪急」は、ショッピングモール形式で、顧客の支持を得ている。  イオンモールも、一般層を対象に、2008年中国に進出し、北京・天津・山東省、江蘇・浙江、湖北、広東の4エリアを中心に、現在22店舗を展開し事業は黒字化しており、今後も出店を予定している。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 中島恵

    中島恵

    認証済み

    ジャーナリスト

    見解やはり最大の理由は2016~17年頃から急拡大したネット通販の影響だと思います。中国では、小さなもの…続きを読む

  • 浦上早苗

    経済ジャーナリスト/法政大学MBA実務家講師

    見解百貨店の衰退は日系に限ったことではなく、中国企業も苦しいです。 日本の百貨店と同じです。 中国はネッ…続きを読む

コメンテータープロフィール

西川立一

ラディック代表/流通ジャーナリスト/マーケティングプランナー

慶應義塾大学卒業後、大手スーパー西友に勤務後、独立し株式会社ラディックを設立、販促、広報、マーケティング業務を手がける。マーケティングコンサルタント業務を手掛ける一方、新聞、ビジネス誌、流通専門誌、ニュースサイトに寄稿・執筆。流通・サービスを中心に、取材、講演活動を続け、テレビ、ラジオのニュースや情報番組に解説者として出演している。著書は、「10年後に食べていくための最強シニアマーケティング」、「九州の流通業界激変図」、「イオンの底力」、「ゆめタウン勝利の方程式」、「ルミネの法則」など。

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