補足日系百貨店は中国では富裕層をターゲットに事業を展開してきたが、以前から消費の変化に対応できず、伊勢丹に限らず以前から撤退が相次いだ。旧来の百貨店のビジネスモデルは国内外では通用しない現状がある。 ただ、エイチ・ツー・オー リテイリングが22021年4月にオープンした、中国1号店「寧波阪急」は、ショッピングモール形式で、顧客の支持を得ている。 イオンモールも、一般層を対象に、2008年中国に進出し、北京・天津・山東省、江蘇・浙江、湖北、広東の4エリアを中心に、現在22店舗を展開し事業は黒字化しており、今後も出店を予定している。
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コメンテータープロフィール
慶應義塾大学卒業後、大手スーパー西友に勤務後、独立し株式会社ラディックを設立、販促、広報、マーケティング業務を手がける。マーケティングコンサルタント業務を手掛ける一方、新聞、ビジネス誌、流通専門誌、ニュースサイトに寄稿・執筆。流通・サービスを中心に、取材、講演活動を続け、テレビ、ラジオのニュースや情報番組に解説者として出演している。著書は、「10年後に食べていくための最強シニアマーケティング」、「九州の流通業界激変図」、「イオンの底力」、「ゆめタウン勝利の方程式」、「ルミネの法則」など。
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