補足店が行うキャンペーンは、新規顧客の獲得、来店動機を高めて集客増、商品を知ってもらう、固定客づくりなどさまざまな狙いがある。そして来店して他の商品を買ってもらう効果も期待する。 「盛りすぎチャレンジ」キャンペーンは、47%増量というインパクトが大きく、訴求効果も増幅し、購入につながる確率も高くなる。 1個買うともう一個おまけというものもあり、キャンペーンはベンダーやメーカーの協賛を得て、利益を確保することも行われている。 そして、利益率が下がっても売り上げが増えれば利益額も増え、儲かるという構図がある。
コメンテータープロフィール
慶應義塾大学卒業後、大手スーパー西友に勤務後、独立し株式会社ラディックを設立、販促、広報、マーケティング業務を手がける。マーケティングコンサルタント業務を手掛ける一方、新聞、ビジネス誌、流通専門誌、ニュースサイトに寄稿・執筆。流通・サービスを中心に、取材、講演活動を続け、テレビ、ラジオのニュースや情報番組に解説者として出演している。著書は、「10年後に食べていくための最強シニアマーケティング」、「九州の流通業界激変図」、「イオンの底力」、「ゆめタウン勝利の方程式」、「ルミネの法則」など。
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