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なかのかおり

なかのかおり

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ジャーナリスト(福祉・医療・労働)、早稲田大研究所招聘研究員

報告

補足コロナ前から、子供の病気や夫婦間格差は問題となっていました。コロナ禍に在宅ワークが進み、前面に出てこなかった課題が、社会が通常化してきた中、目立ってきたのかと思います。 子供の病気の対応は母親が3割とか、具体的な数字はわかりやすくていいと思います。突然、発熱して保育園に呼ばれ、職場や病院や薬局や食料の確保、病児保育の手配など奔走し、治ったと思ったらまた熱が出たりして、そのうち親にもうつり修羅場に。病児保育は高額だったりアクセスが良くなかったり。夫や親が分担してくれたら良いですが、感染症では簡単に頼むこともできません。 職場に頼りすぎるのも難しいところです。少ない人数で忙しい職場の場合、周りの人が負担で倒れてしまったり、不満でやめたり。まず子供の病気はやむを得ないと知ってもらい、病児保育を増やし、子育てや介護にかかわらず休みを取れる体制を作ることから始める必要があるのではないでしょうか。

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コメンテータープロフィール

なかのかおり

ジャーナリスト(福祉・医療・労働)、早稲田大研究所招聘研究員

早大参加のデザイン研究所招聘研究員/新聞社に20年余り勤め、主に生活・医療・労働の取材を担当/ノンフィクション「ダンスだいすき!から生まれた奇跡 アンナ先生とラブジャンクスの挑戦」ラグーナ出版/新刊「ルポ 子どもの居場所と学びの変化『コロナ休校ショック2020』で見えた私たちに必要なこと」/報告書「3.11から10年の福島に学ぶレジリエンス」「社会貢献活動における新しいメディアの役割」/家庭訪問子育て支援・ホームスタートの10年『いっしょにいるよ』/論文「障害者の持続可能な就労に関する研究 ドイツ・日本の現場から」早大社会科学研究科/講談社現代ビジネス・ハフポスト等寄稿

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