見解「言いふらす」ことと「報じる」ことは違う。 そこが曖昧にならぬよう一人の記者として26年仕事をしてきたつもりです。 YouTubeやSNSなどにはあらゆる情報が飛び交っています。その真贋はともかく、刺激的な味付けのものも多く、見る人によっては「ネットではここまで言っているのに、新聞やテレビは何も出さない。何をビビっているのか。だから、マスゴミなんだ」という論調というか、言いぐさが出たりもします。 新聞に記事を載せる。テレビでニュースを出す。それと居酒屋さんで仲間内で話をするのは違います。それは多くの方が理解できる範疇かと思います。 その二つの差の間にネット的な空間があり、そこには玉石混交いろいろなものが出されている。 何が玉で何が石なのか。こんなことは言われつくされてもいますが、見極める目を多くの人が持つ。メディアの在り方を再考するとともに、それも大きなことだとつくづく思います。
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コメンテータープロフィール
立命館大学卒業後、デイリースポーツに入社。芸能担当となり、お笑い、宝塚歌劇団などを取材。上方漫才大賞など数々の賞レースで審査員も担当。12年に同社を退社し、KOZOクリエイターズに所属する。読売テレビ・中京テレビ「上沼・高田のクギズケ!」、中京テレビ「キャッチ!」、MBSラジオ「松井愛のすこ~し愛して♡」、ABCラジオ「ウラのウラまで浦川です」などに出演中。「Yahoo!オーサーアワード2019」で特別賞を受賞。また「チャートビート」が発表した「2019年で注目を集めた記事100」で世界8位となる。著書に「なぜ、この芸人は売れ続けるのか?」。
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