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中村大晃

中村大晃

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カルチョ・ライター

報告

補足データサイト『Opta』によると、前半のイタリアの被シュート9本は、EUROとW杯でEURO2008(12)以来の数字とのことです。また、シュート4本は1980年のデータ収集開始以降のEUROとW杯で最少でした。 スコアこそ“ウノゼロ”ですが、イタリアにとって手痛い黒星だったことは否めません。『La Gazzetta dello Sport』紙は、スペインから「サッカーのレッスン」をされたと報じました。 イタリアは次戦でクロアチアに負けなければ2位通過ですが、黒星なら敗退の可能性もあります。後がないクロアチア、首位通過確定(でロドリ不在となる)スペインと対戦のアルバニアと、決して楽観できない状況です。 王者はグループステージ敗退を避けられるのか。意気消沈するような敗北を喫したイタリアが、再び奮起できるか注目です。

コメンテータープロフィール

東京都出身。2004年に渡伊、翌年からミランとインテルの本拠地サン・シーロで全試合取材。06年のカルチョーポリ・W杯優勝などを経て、08年に帰国。約10年にわたり、『GOAL』の日本での礎を築く。『ワールドサッカーダイジェスト』などに寄稿。現在は大阪在住。

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