22歳日本人が欧州で喝采 ピンチ救うプレーが決勝弾に「シーズン最高のゲーム」「目立った活躍」
FOOTBALL ZONE
見解「必要な場面では常に」 「切れない集中力」 「常に確実で注意深く」 記事に出てくるこれらの表現が示すように、クリーンシートこそならなかったものの、この日の鈴木選手は安定感が評価されました。守護神にとって非常に重要な要素でしょうか。 そして、好パフォーマンスが勝利というチームの結果につながったことも大きいと思います。前節もプレーを評価されましたが、チームが敗れたことでパルマへの重圧は高まっていました。 開幕当初こそ内容の良さが称賛されていたパルマですが、9試合白星なしという結果もあり、雰囲気が重くなっていただけに、流れを変えてインターナショナルウィークを迎えられたこの日の勝利は、ひとつのきっかけとなるかもしれません。 ただ、パルマはこれからアタランタ、ラツィオ、インテルと、強豪との3連戦が控えています。出番増加が想定されるだけに、鈴木選手がさらに安定していくことを願うばかりです。
東京都出身。2004年に渡伊、翌年からミランとインテルの本拠地サン・シーロで全試合取材。06年のカルチョーポリ・W杯優勝などを経て、08年に帰国。約10年にわたり、『GOAL』の日本での礎を築く。『ワールドサッカーダイジェスト』などに寄稿。現在は大阪在住。
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