Yahoo!ニュース

中村大晃

中村大晃

認証済み

カルチョ・ライター

報告

見解加入時に選手側の要望で1年(+延長オプション)にしたというのがラツィオ側の主張です。この場合、選手側は2年連続で単年契約を望んだかたちです。 今季の経緯から、選手としては譲れないところだったかもしれませんが、クラブも毎年単年契約を続けるわけにはいきません。ファビアーニSDもこの点は指摘していました。ラツィオとしては「去年は希望をのんだ、2年連続はあり得ない」ということかもしれません。 また、ロティート会長は契約金要求があったと話しています。事実なら、本人の条件は「単年契約だけ」でも、クラブが金銭的な要求と感じる可能性はあるでしょう。 選手とクラブの間にすれ違いが生じたとも言えるかもしれません。いずれにしても、すべての真相が明らかになることはないでしょう。鎌田選手がクリスタル・パレス移籍に近づいているように、両者が自分たちのために前を向く必要があるのではないでしょうか。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 元川悦子

    スポーツジャーナリスト

    見解鎌田選手は6月3日の代表活動初日の練習後に10分程度、丁寧に報道陣に対応し、ラツィオを退団することに…続きを読む

コメンテータープロフィール

東京都出身。2004年に渡伊、翌年からミランとインテルの本拠地サン・シーロで全試合取材。06年のカルチョーポリ・W杯優勝などを経て、08年に帰国。約10年にわたり、『GOAL』の日本での礎を築く。『ワールドサッカーダイジェスト』などに寄稿。現在は大阪在住。

中村大晃の最近のコメント