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中島恵

中島恵

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ジャーナリスト

報告

見解30年以上前から中国にあるケンタッキーや、至るところにあるマクドナルドなどの世界ブランドと比較して、モスバーガーの知名度は圧倒的に低く、日本発ならではの個性、強みを生かせなかったのは残念です。同社の健康志向のイメージとハンバーガーという組み合わせが、中国ではなかなか浸透しにくかったかもしれません。コロナ禍という逆風もあり、中国の外食産業はいずれも苦戦を強いられていますが、同社も同様の流れだったと思います。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 浦上早苗

    経済ジャーナリスト/法政大学MBA実務家講師

    解説多くの日本の外食企業が中国に進出し、いずれも100あるいは200店舗の目標を掲げるのですが、このハー…続きを読む

コメンテータープロフィール

なかじま・けい ジャーナリスト。著書は最新刊から順に「中国人が日本を買う理由」「いま中国人は中国をこう見る」(日経プレミアシリーズ)、「中国人のお金の使い道」(PHP研究所)、「中国人は見ている。」、「日本の『中国人』社会」、「なぜ中国人は財布を持たないのか」「中国人の誤解 日本人の誤解」、「中国人エリートは日本人をこう見る」(以上、日経プレミア)、「なぜ中国人は日本のトイレの虜になるのか?」、「中国人エリートは日本をめざす」(以上、中央公論新社)、「『爆買い』後、彼らはどこに向かうのか」、「中国人富裕層はなぜ『日本の老舗』が好きなのか」(以上、プレジデント社)など多数。主に中国を取材。

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