デパ地下を「7階」に移してどうなった? 西武池袋の実験で分かった意外なこと
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見解この実験(というか、改装に伴うやむない暫定措置ということだが)の現状の経過からすれば、デパートの常設食品売場は上層階では成立し難いということなのだろう。売場面積1/3、店舗数200→70(約1/3)で売上7割ということは、面積あたり売上が7割になるということがわかったのであり、歩率次第とはいえ、食品テナントとしても合わない計算になるだろう。今回は改装に伴う一時的な措置で、リニューアル後に戻るということで付き合えるのだろうが、この状態が続くとなると、テナント招聘に持続性がなくなるのではないか。とはいえ、この話題以上に、ヨドバシのテナントとしての西武池袋の新たな売場構成が、消費者の支持を得られるのか?、の方が関心事であろう。ヨドバシのテナントとなった西武池袋は、その収益、集客効果によって、テナントとしての価値を問われる。そごう西武が百貨店として生き残れるのかは、池袋の成否がポイントとなろう。
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みずほ銀行産業調査部で 小売・流通アナリストに10年以上従事。2016年同行を退職後、中小企業診断士として独立、開業。同時に、慶應藤沢イノベーションビレッジでベンチャー支援活動を開始。並行して、流通関連での執筆活動を継続し、TV出演、新聞、雑誌などへの寄稿、コメント提供、講演活動などを実施中。2016年よりITmediaビジネスオンライン「小売流通アナリストの視点」、2021年よりビジネス+IT「流通戦国時代を読み解く」 を連載中2020年よりYahoo!公式コメンテーター。2021年8月「図解即戦力 小売業界」(技術評論社)を発刊。
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