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元川悦子

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スポーツジャーナリスト

報告

見解「こういう試合で戦いでどこに気をつけて勝ちを取りにいかなきゃいけないのかっていうことがもうギュッと詰まった試合だった」と神戸の酒井高徳選手も強調した通り、神戸は数少ないチャンスを確実に宮代大聖選手が仕留め、その1点を守り切るというしたたかさをピッチ上で体現しました。決勝弾を叩き出した宮代選手は菅原由勢選手や中村敬斗選手と同じ2000年生まれ世代のFWで、年代別代表時代は彼ら以上に将来性があると評されていました。が、川崎時代はなかなか芽が出ず、山口や徳島、鳥栖にレンタルに出され、今季完全移籍した神戸で才能を大きく開花させました。こういう若手が出てくるのも今の神戸の選手層の厚さ。それも含めて、J1を含めた2冠獲得は可能性大だと思います。リーグ残り2試合を注視していきたいものです。

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コメンテータープロフィール

1967年長野県松本市生まれ。千葉大学法経学部卒業後、業界紙、夕刊紙記者を経て、94年からフリーに。日本代表は非公開練習でもせっせと通って選手のコメントを取り、アウェー戦も全て現地取材している。ワールドカップは94年アメリカ大会から7回連続で現地へ赴いた。近年は他の競技や環境・インフラなどの取材も手掛ける。

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