見解鎌田大地選手はラツィオ退団を決めた時点でクリスタル・パレス入りの決意を固めていたはず。6月の代表期間にもそんな意志が感じられました。このタイミングで正式契約し、新チーム始動日から合流して、初参戦となるプレミアリーグ開幕に備えられるのは大きいと思います。鎌田選手の実績があれば、EURO終了まで待てば欧州CL参戦クラブからオファーが届く可能性もあったでしょうが、昨季ラツィオ入りが遅れて適応や戦術理解に苦しんだ経験もあって、フランクフルト時代の恩師・グラスナー監督の熱烈オファーをいち早く受け入れたのだと思います。プレミアはこれまで戦ってきたドイツ、ベルギー、イタリアとは異なる強度やタフさが求められるリーグ。ここで目覚ましい活躍を見せれば、さらに評価も上がるでしょう。来季は鎌田選手のフル稼働、そして日本代表での大活躍を目に焼き付けたいものです。
コメンテータープロフィール
1967年長野県松本市生まれ。千葉大学法経学部卒業後、業界紙、夕刊紙記者を経て、94年からフリーに。日本代表は非公開練習でもせっせと通って選手のコメントを取り、アウェー戦も全て現地取材している。ワールドカップは94年アメリカ大会から7回連続で現地へ赴いた。近年は他の競技や環境・インフラなどの取材も手掛ける。
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