踏み間違い防止機能、車載を義務化へ 来年6月にも 国交省検討
朝日新聞デジタル
見解ここでいう義務化とは、型式指定の認証における国家間での相互承認で基準化される、ということ。 スイスのジュネーブで毎年3月、6月、11月に開催されている、国連欧州経済委員会での自動車基準調和世界フォーラム(WP29)で、WP29締約国が議論する。その中の作業部会のひとつで、先進安全装備に関する議論があり、今回のアクセルとブレーキの踏み間違い防止装置の、国際社会における基準化の目処がついた。 これにより、日本での型式指定の認証で、アクセルとブレーキの踏み間違い防止装置に対する、国の試験が行われることになる。 これまで、アクセルとブレーキの踏み間違い防止装置は、自動車メーカーそれぞれの判断で技術的な内容に差があった。 今後、そうした差が解消されることになるだろう。
専門は世界自動車産業。周辺産業として、エネルギー、IT、高齢化問題などをカバー。近年の取材対象は、先進国から新興国へのパラダイムシフト、EV等の車両電動化、自動運転、情報通信のテレマティクス、高齢ドライバー問題や公共交通再編など。日本自動車ジャーナリスト協会会員。福井県永平寺町エボルーション大使。