Yahoo!ニュース

桃田健史

桃田健史

認証済み

自動車ジャーナリスト

報告

見解この話、一般的な新車と部品製造者(サプライチェーン)の話とは、根っこが違うのではないか? いわゆるアフターマーケット事業との「なれ合い」が原点にあるように感じる。 90年代半後半まで、当時は改造車と呼ばれていた領域にトヨタをはじめとした自動車メーカー各社は直接的な関与を敬遠したきた。 それが、欧米でのメーカー系のスポーツブランドの市場導入に刺激され、いわゆるライトチューニングと呼ばれる、ボディパーツやホイール、また一部ではエンジンの排気系部品などを、メーカー独自ブランドとして新車カタログに掲載し、新車販売店での後付けなどによる購入を可能とした。 その事業管理は当初、販売店系列の事業者が行うところから始まり、2018年からトヨタカスタマイズ&デベロップメントが仕切る領域が増えた。 同社とアフターマーケット事業者、またはそうした部品を扱う一般部品メーカーとの関係に「あいまいさ」があったのでは?

こちらの記事は掲載が終了しています

参考になった281

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 井上久男

    経済ジャーナリスト

    見解トヨタ以外の自動車メーカーでも似たようなことが行われている可能性が高い。報道によると、こうした問題に…続きを読む

  • 坂口孝則

    コメンテーター。調達コンサル、サプライチェーン講師、講演家

    補足私は調達・サプライチェーン関係者の集まりを主催しています。朝からこの話題でもちきりです。 なお、こ…続きを読む

コメンテータープロフィール

専門は世界自動車産業。周辺産業として、エネルギー、IT、高齢化問題などをカバー。近年の取材対象は、先進国から新興国へのパラダイムシフト、EV等の車両電動化、自動運転、情報通信のテレマティクス、高齢ドライバー問題や公共交通再編など。日本自動車ジャーナリスト協会会員。福井県永平寺町エボルーション大使。

関連リンク(外部サイト)

桃田健史の最近のコメント