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松崎のり子

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消費経済ジャーナリスト

報告

見解物価高への対抗策は「適量買い」が基本だ。安いとみると、つい不要なモノまで買い込んだり、割安だからと大袋入りを買ったりしてしまう。使い切れずに処分することになれば、その場は安く買えて満足でも、結局はお金がムダになる。スーパーにとって「安さ」は最大の集客術なので、プライベートブランドを値下げするなどでアピールしている。賢い消費者は「安さ」だけに目を奪われず、ムダ買いをしないことが肝心だ。 使い分けでいえば、今や生鮮以外の食品はドラッグストアやディスカウントストアの方が安い。買い物に行くなら、まずドラッグやディスカウントで、そのあとで生鮮をスーパーで調達、という順序で回るといい。夫婦二人世帯ならコンビニPBの冷凍食品も量的・価格的に選択肢になるだろう。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 西川立一

    ラディック代表/流通ジャーナリスト/マーケティングプランナー

    補足以前からスーパーは店舗過剰で、低価格やこだわり、品ぞろえの多さなどの差別化をし、集客を競っている。 …続きを読む

  • 中井彰人

    株式会社nakaja lab 代表取締役/流通アナリスト

    見解実質賃金がマイナス続きになったころから、消費者の価格志向は明らかに強くなっている。オーケー、業務スー…続きを読む

コメンテータープロフィール

『レタスクラブ』『ESSE』など生活情報誌の編集者として20年以上、マネー記事を担当。出版社退職後は、「貯め上手な人」「貯められない人」の家計やライフスタイルを取材・分析した経験をもとに貯蓄・節約アドバイスや執筆を行う。「消費者にとって有意義で幸せなお金の使い方」をモットーに、雑誌ほか各メディアで活躍中。著書に『定年後でもちゃっかり増えるお金術』『「3足1000円」の靴下を買う人は一生お金が貯まらない』(以上、講談社)。『お金の常識が変わる 貯まる技術』(総合法令出版)。

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