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松崎のり子

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消費経済ジャーナリスト

報告

見解この記事で気になるのは、小さな子どもを連れたファミリー層が減ってきているように感じる、という部分。子ども時代に体験したことが大人になってからの習慣を作ったり、消費行動を左右したりするものだ。だからこそ、企業は子どもにファンになってもらおうと努力する。プロ野球球団が子どもファンクラブに力を入れているのも同じ理由だ。子ども時代にたびたびディズニーリゾートで楽しい時間を過ごした記憶があれば、大人になってからも足を運んでくれるだろう。だが、4人家族でトータル10万円近くかかるとなると、近場に旅行できてしまう金額で親も気軽に連れてはいけない。リアルなディズニー体験がない子どもが増え、この先もどんどん入場料が上がるとなれば、将来TDRを訪れる客層とは、どんな人々になっていくのだろう。TDR側がそこまで見通しているのであれば余計なお世話だが。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 濵田俊也

    文京学院大学教授(マーケティング戦略)、プロデューサー

    見解価格が上がることで来場者が減る、特に可処分所得が少ない方々の層が減りリピーターの方々の層も減る、とい…続きを読む

コメンテータープロフィール

『レタスクラブ』『ESSE』など生活情報誌の編集者として20年以上、マネー記事を担当。出版社退職後は、「貯め上手な人」「貯められない人」の家計やライフスタイルを取材・分析した経験をもとに貯蓄・節約アドバイスや執筆を行う。「消費者にとって有意義で幸せなお金の使い方」をモットーに、雑誌ほか各メディアで活躍中。著書に『定年後でもちゃっかり増えるお金術』『「3足1000円」の靴下を買う人は一生お金が貯まらない』(以上、講談社)。『お金の常識が変わる 貯まる技術』(総合法令出版)。

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