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松崎のり子

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消費経済ジャーナリスト

報告

補足私たちが「無料」に惹かれるのは、トクするだけでなく、お金を払っていないのだから損することはないはず、と考えるから。損することが嫌いな人間の心理をうまく利用したのが「無料ビジネス」だ。無料クーポンでコンビニに足を運んでもらい、ついで買いを促すのが大きな目的だが、新商品のキャンペーンや、おにぎりやサンドイッチなど消費期限の短いものを抱き合わせ販売したい時にも有効になる。また、アプリを通じて購買データを集められるメリットもコンビニ側にある。消費者は「無料クーポン」で大きな損はしないかもれないが、何らかの代償はちゃんと払っている。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 田矢信二

    コンビニ研究家

    補足無料クーポンと言うネーミングがヒットしている理由のひとつであると思います。 実際には、ドリンクなら2…続きを読む

  • 花輪陽子

    シンガポール在住FP(CFPⓇ・1級FP 技能士)

    補足海外でもアプリをダウンロードするとかなりの割引率になったり、1つ買うと1つは無料など家族や友達と飲料…続きを読む

コメンテータープロフィール

『レタスクラブ』『ESSE』など生活情報誌の編集者として20年以上、マネー記事を担当。出版社退職後は、「貯め上手な人」「貯められない人」の家計やライフスタイルを取材・分析した経験をもとに貯蓄・節約アドバイスや執筆を行う。「消費者にとって有意義で幸せなお金の使い方」をモットーに、雑誌ほか各メディアで活躍中。著書に『定年後でもちゃっかり増えるお金術』『「3足1000円」の靴下を買う人は一生お金が貯まらない』(以上、講談社)。『お金の常識が変わる 貯まる技術』(総合法令出版)。

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