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市川衛

市川衛

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医療の「翻訳家」

報告

補足これまで特に幼児期に接種するワクチンについて、接種歴の確認は母子手帳に頼らざるを得ず、親が母子手帳に記録を付けていなかったり、母子手帳を紛失したりした場合、確認できないケースが少なからず存在し問題になっていました。 予防接種記録の延長は、むしろ当然すべきことであり、生涯残すことが望ましいものです。そしてそれを、行政関係者や医療関係者だけでなく、個人でも確認できることが必要です。はしかや風しんなど、免疫が数十年以上にわたって残るものもあり、その接種歴は、自分がその病気になりやすいかを判断するためにかかせないからです。

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コメンテータープロフィール

(いちかわ・まもる)医療の「翻訳家」/READYFOR(株)基金開発・公共政策責任者/(社)メディカルジャーナリズム勉強会代表/広島大学医学部客員准教授。00年東京大学医学部卒業後、NHK入局。医療・福祉・健康分野をメインに世界各地で取材を行う。16年スタンフォード大学客員研究員。19年Yahoo!ニュース個人オーサーアワード特別賞。21年よりREADYFOR(株)で新型コロナ対策・社会貢献活動の支援などに関わる。主な作品としてNHKスペシャル「睡眠負債が危ない」「医療ビッグデータ」(テレビ番組)、「教養としての健康情報」(書籍)など。

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