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前田恒彦

前田恒彦認証済み

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元特捜部主任検事

報告

補足昨年2月に被害者や保護者の訴えにより担任が被害を把握したものの、十分な対応がないまま卒業に至り、加害者と同じ中学で同級生となったことで被害者の不登校が始まり、ようやく昨年6月に小学校が報告書を作成するに至りました。 しかし、被害者への聞き取りは行われず、いじめの発生日時が3月にずらされ、被害者が欠席していた日が出席にされているなど、事実に反する記載がなされていました。保護者が訂正を求める中、市教委は今年4月になって初めて当時の担任による資料廃棄の事実を保護者に明らかにしました。 保護者からすると、被害を放置され、責任回避に終始されたばかりか、担任の不祥事を1年以上も隠ぺいされたことになります。 それでも、市議会へのいじめ事案の報告に際し、学校教育課長が「このようなささいなトラブル…」とポロリと本音を漏らし、撤回に追い込まれるなど、市教委の不誠実で後手後手の対応が続いている状況です。

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コメンテータープロフィール

1996年の検事任官後、約15年間の現職中、大阪・東京地検特捜部に合計約9年間在籍。ハンナン事件や福島県知事事件、朝鮮総聯ビル詐欺事件、防衛汚職事件、陸山会事件などで主要な被疑者の取調べを担当したほか、西村眞悟弁護士法違反事件、NOVA積立金横領事件、小室哲哉詐欺事件、厚労省虚偽証明書事件などで主任検事を務める。刑事司法に関する解説や主張を独自の視点で発信中。

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