韓国語校歌が標的、「京都国際の快挙」に相次ぐ嫌韓コメント…地元知事「許されぬ行為」非難
【08月25日 KOREA WAVE】在日韓国系の京都国際高校が夏の甲子園で初優勝を果たした後、韓国語の校歌などを巡って日本のSNSを中心に嫌韓コメントが広がっている。これを受け、京都府知事が自制を呼びかけた。 京都国際高校が甲子園で初優勝を達成すると、「X」(旧ツイッター)などには嫌韓的なコメントが多数投稿された。特に「東海を越えて……」という歌詞で始まる韓国語の校歌が主な攻撃対象となったとされる。 オンライン上で、一部の日本のネットユーザーが「韓国語の校歌は気持ち悪い」「校歌が韓国語なのが問題」「京都国際高校を高校野球連盟から除名すべきだ」といった嫌韓的なコメントを投稿した。 京都国際高校が3年前に甲子園でベスト4に進出した際にも、韓国語の校歌を問題視する脅迫電話が学校にかかり、SNSに嫌韓コメントが投稿されたことがあった。 京都府の西脇隆俊知事は23日の定例記者会見で、民族差別的な投稿について「あってはならないこと。許されない行為だと思っている」と批判している。 西脇知事は、インターネットに投稿された4件の差別的なコメントの削除を京都地方法務局とサイト運営者に要請したとも明らかにした。担当部署が引き続きモニタリングしているという。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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