補足発見時にジーンズを着用していたものの、上半身は服を身に着けておらず、靴もなかったとのこと。また、10月30日にはJR和歌山駅のコインロッカーから本人のスーツケースも見つかっているようです。 何らかの事件に巻き込まれた可能性のほか、歯ブラシやパスポートなどが発見された多目的トイレで一夜を明かしたものの、酔いが残っていて橋の上から川に転落したとか、水浴びを兼ねて川に入ったら溺れてそのまま流されたといった可能性も考えられますが、遺体は損傷が激しく、10月上旬頃に死亡したと推定できるものの、別の報道によると、司法解剖によっても死因は不詳とのこと。 警察は死亡の経緯を詳しく調べていますが、遠い異国の地でこうした亡くなり方をし、家族も無念のことでしょう。心より御冥福をお祈りします。
コメンテータープロフィール
1996年の検事任官後、約15年間の現職中、大阪・東京地検特捜部に合計約9年間在籍。ハンナン事件や福島県知事事件、朝鮮総聯ビル詐欺事件、防衛汚職事件、陸山会事件などで主要な被疑者の取調べを担当したほか、西村眞悟弁護士法違反事件、NOVA積立金横領事件、小室哲哉詐欺事件、厚労省虚偽証明書事件などで主任検事を務める。刑事司法に関する解説や主張を独自の視点で発信中。
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