見解米国のナスダックや日経平均の日足チャートをみると、7月中旬あたりから下落基調となり、8月5日に大きなクラッシュがあったあたりでいったんボトムアウトした。そこから戻り基調となり、米国のダウ平均は高値を更新したものの、ナスダックや日経平均は戻り切れていなかった。外為市場でのドル円も8月5日の141円でボトムを付けたが、こちらも150円までは戻り切れず。そして、ここにきて再びナスダックが大きく下げて、日経平均も1200円を超す下げとなった。このまま再び調整局面入りとなれば、日足チャート上からは、ダブルトップを形成する可能性が出てきた。チャート上からは、ここからの動きに要注意となろう。
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コメンテータープロフィール
フリーの金融アナリスト。1996年に債券市場のホームページの草分けとなった「債券ディーリングルーム」を開設。幸田真音さんのベストセラー小説『日本国債』の登場人物のモデルともなった。日本国債や日銀の金融政策の動向分析などが専門。主な著書として「日本国債先物入門」パンローリング 、「債券の基本とカラクリがよーくわかる本」秀和システム、「債券と国債のしくみがわかる本」技術評論社など多数。
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