見解円高となった要因のひとつは、米雇用統計などを受けた米長期金利の低下。加えて、米株の下落を受けて東京株式市場が本日も大幅な下落になったことによるリスク回避による円買い。さらに、イランがイスラエルを攻撃するのではとの観測も出ていることで、いわゆる地政学的リスクも意識したリスク回避の動きも相まっての円買いとなっている可能性がある。ただし、その主要因はポジション調整とみられる動きであり、ドル買い円売りポジションがかなり膨らんでいたとみられ、その巻き戻しが入った。これは東京株式市場や債券先物などでも同様で強烈なポジション調整が入っている。
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コメンテータープロフィール
フリーの金融アナリスト。1996年に債券市場のホームページの草分けとなった「債券ディーリングルーム」を開設。幸田真音さんのベストセラー小説『日本国債』の登場人物のモデルともなった。日本国債や日銀の金融政策の動向分析などが専門。主な著書として「日本国債先物入門」パンローリング 、「債券の基本とカラクリがよーくわかる本」秀和システム、「債券と国債のしくみがわかる本」技術評論社など多数。
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