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小久保重信

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報告

解説2023年のAR・VRヘッドセットの世界出荷台数は810万台と、前年比8.3%減少しそうです。一方、24年は前年比46.4%増と予測されており、本格的な復調に向けて動き出しそうです。注目されるのは、メタの「Quest 3」とアップルの「Vision Pro」。メタはQuest 3発売前の23年7〜9月に55.2% のシェアを獲得していました。23年1〜9月には、アップルの予想出荷台数の10倍を超える出荷を実現しています。24年にはQuest 3が1年を通して安定的に供給されるため、シェアが一層拡大する可能性があります。Vision Proは、斬新な技術と洗練されたデザインが話題を呼んでいます。ですが、高額であることや、初期生産台数が限られるため、出荷台数は20万台未満にとどまると見込まれています。それでも、アップルが複合現実市場に本格参入することで、市場全体が活性化すると期待されています。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 神田敏晶

    ITジャーナリスト・ソーシャルメディアコンサルタント

    補足Appleの歴史的な背景から新カテゴリーで『Vision Pro』を位置づけるとするならば、まずは、…続きを読む

コメンテータープロフィール

小久保重信

ニューズフロントLLPパートナー

同時通訳者・翻訳者を経て1998年に日経BP社のウェブサイトで海外IT記事を執筆。2000年に株式会社ニューズフロント(現ニューズフロントLLP)を共同設立し、海外ニュース速報事業を統括。現在は同LLPパートナーとして活動し、日経クロステックの「US NEWSの裏を読む」やJBpress『IT最前線』で解説記事執筆中。連載にダイヤモンド社DCS『月刊アマゾン』もある。19〜20年には日経ビジネス電子版「シリコンバレー支局ダイジェスト」を担当。22年後半から、日経テックフォーサイトで学術機関の研究成果記事を担当。書籍は『ITビッグ4の描く未来』(日経BP社刊)など。

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