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小林拓矢

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見解2026年に予定しているこの運賃値上げでは、単に値上げするだけではない。 首都圏の「電車特定区間」や「東京山手線内」といった、私鉄や地下鉄との競合のために運賃を抑えていた制度もやめるという。 「幹線」と「地方交通線」のみとなる。 JR東日本の多くの利用者は首都圏に集中しており、多くの人が利用する区間が強い値上げとなる。 また、幹線の一部に見られた、交通系ICカードよりも紙のきっぷのほうが安い区間はなくす。 JR東日本は地方の閑散線区をどうするかが課題になっており、鉄道網を維持するためには値上げ、とくに都市部の値上げはやむを得ないと考えられる。

コメンテータープロフィール

1979年山梨県甲府市生まれ。早稲田大学教育学部社会科社会科学専修卒。鉄道関連では「東洋経済オンライン」「マイナビニュース」などに執筆。単著に『関東の私鉄沿線格差』(KAWADE夢新書)、『JR中央本線 知らなかった凄い話』(KAWADE夢文庫)、『早大を出た僕が入った3つの企業は、すべてブラックでした』(講談社)。共著に『関西の鉄道 関東の鉄道 勝ちはどっち?』(新田浩之氏との共著、KAWADE夢文庫)、首都圏鉄道路線研究会『沿線格差』『駅格差』(SB新書)など。鉄道以外では時事社会メディア関連を執筆。ニュース時事能力検定1級。

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