私も大ファンであり、非常に残念ですが あのハイトーンボイスと アタックの強い発声 しかもピアノを弾いて座って歌うというのも発声しにくいため、声帯に負荷がかかりますので、声帯ポリープまたは声帯結節になるだろうという想像はしていました。 既存の曲もヒットしていれば、キーを下げて歌うことは難しく、声帯に負荷がかかる高いキーのまま騙し騙し発声して、今回に至ったのかと思います。 声が変わってしまうリスクがある声帯ポリープ摘出の手術になる前に、吸入、点滴、なるべく声を出さない沈黙療法、お酒やタバコ、辛いものなどの嗜好品も避けて正しい生活リズムで暮らす事になると思います。じっくりと治さなければ容易に再発します。 だからこそ、歌声は二度と同じものはない、特別なものです。 今回の療養がいつか、早い決断で良かったといえるために、しっかり治してから、また新たな名曲をお待ちしております。
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コメンテータープロフィール
馬車道木村耳鼻咽喉科クリニック院長。信州大学医学部卒業後、横浜市大医学部大学院にて医学博士を取得。米国ネブラスカ州国立リサーチ病院へ留学し遺伝子研究にも携わった。耳鼻咽喉科を専門とする傍らで産業医として職場環境、労働者の健康管理も行っている。木村至信BANDとしてメジャーデビューしシンガーソングライターとしても活動中。様々なメディアにて医療コメンテーターとしても活躍。