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菊地慶剛

菊地慶剛

認証済み

スポーツライター/近畿大学・大阪国際大学非常勤講師

報告

見解今日の山本投手は、立ち上がりからすべての球種の平均球速が-ズン平均を1.4~2.9mph下回っており、データ上でも何か気がかりな点がありました。 元々山本投手はヤンキース戦後中5日でレンジャーズ戦に登板予定だったのですが、チームの決定で中7日にずらして今回の登板に臨んでいました。それだけ今季最速を記録していたヤンキース戦後以降、順調なリカバリーができていなかったと考えられます。 自分の取材経験上、三頭筋のハリは決して楽観視できません。ヒジに何か問題が起こったり、トミージョン手術後にリハビリを続けていく中で、投手たちが三頭筋に違和感を訴えるケースを何度となく目撃してきました。 投手にとって繊細な箇所だけに、遅くとも週明けにはMRI等の精密監査を受けることになると思われ、詳細は検査を待つことになります。ただ負傷者リスト入りの可能性が高く、長期離脱も覚悟しておくべきかと思います。

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コメンテータープロフィール

菊地慶剛

スポーツライター/近畿大学・大阪国際大学非常勤講師

1993年から米国を拠点にライター活動を開始。95年の野茂投手のドジャース入りで本格的なスポーツ取材を始め、20年以上に渡り米国の4大プロスポーツをはじめ様々な競技のスポーツ取材を経験する。また取材を通じて多くの一流アスリートと交流しながらスポーツが持つ魅力、可能性を認識し、社会におけるスポーツが果たすべき役割を研究テーマにする。2017年から日本に拠点を移し取材活動を続ける傍ら、非常勤講師として近畿大学で教壇に立ち大学アスリートを対象にスポーツについて論じる。在米中は取材や個人旅行で全50州に足を運び、各地事情にも精通している。

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